数学文章作法 基礎編 読みました。 どこを読んでいても、すごく読者を大切にしてることが伝わってきます。
文章を書いてるすべての人に、「読者のことを考えて欲しい」と伝えたい。
文章だけでなくて、何かを伝えたいことがある人に、「相手のことを考えて欲しい」と伝えたい。
Booklog にも拙い感想を書きましたが、とても素晴しい一冊でした。 しばらく持ち歩いて、「読者のことを考える」ことを癖にしたいです。
この本のタイトルと著者を見た瞬間に迷わず、予約しました。 数式の混ざるような文章は書くことは当面ないとわかっていて理解していました。 それだけ、著者の結城浩さんの伝わる文章、わかりやすい文章を身をもって何度も体感していたからです。そのノウハウが詰まっていると期待して迷わず購入しました。 その期待は全く裏切られることはありませんでした。
私たちは様々な場所で文章を書きます。 特にメールを書く人は多いと思います。 メールは伝えるために書く文章です。 誰が書くメールであっても、相手に何か伝えたいことがあります。 メールを読む相手のことを考えて書きたい。そう思いました。
私はブログを書いていますが、自分のために書いてるものが多いです。 細部を気にしたり、読者のことを考える必要はあまりありません。 それでも、人の目に触れる場所に書いています。 どうせならば少しでも伝わるように書きたい。そう思いました。
Facebook に友達に伝えたいことがあって書くことがあります。 伝わるように書けば、「いいね!」もたくさん付くと思います。 伝えることがもっと楽しくなると思いました。
気がつくと文章の書き方の書籍から、いつのまにか「相手を大切にする」こと考えていました。
人に伝えることをはじめたいです。