毎週のアレ、すごい広島 #013で試したこと。
ReVIEW という軽量マークアップ言語に属すると思われる電子書籍を作成するのを主眼に置いてるものみたいです。先週TLでやたらみかけました。
というわけで、QuicqStart を参考に試してみました。
インストール
まずは、gem でインストールしました。
gem install review
Ruby使いにはとても簡単。
とりあえず epub をつくってみる
epub 作るのに作成したファイルは以下の通り。
- sample.re
- sample.yaml
- CHAPS
最後に
review-epubmaker sample.yaml
で、epub が作成されました。
それぞれのファイルの中身ですが、sample.re
が、
= はじめてのReVIEW
//lead{
「Hello, ReVIEW.」
//}
sample.yml
は https://raw.github.com/kmuto/review/master/doc/sample.yaml からダウンロードしました。
最後に CHAPS
が、
sample.re
です。
そして、iPhone で動作確認してみました。 iPhone に送るには iTuens からの同期するのが良さそうですが、メールで送信しました。 Message で送るとなぜだか認識しませんでした。Dropbox もありだと思います。
PDF作成するためには TeX環境がいるのでまた別の機会にします。
reファイル
内容を書くファイルみたいです。RDに近い文法です。
詳しい文法は ReVIEW フォーット を参考にしてください。
ちらっとみてみるると、コラム専用のものがあって、書籍用って感じがして良いですね。RDに近いと書きましたが、むしろ LaTeX に近いようにも思います。
CHAPS
CHAPS
ファイルは章を記述するファイルで、1章につき1ファイルになるようです。似たようなファイルPREDEF
、 POSTDEF
があってこれは、本文ではない前書きの部分や後書きの部分を定義するようです。
前付け、後付けというものに該当するようですが、専門家でないのでよくわかりません。
sample.yml
書籍の情報を記述するものみたいです。 コマンドの引数に渡すので好きなファイル名にできます。
まとめ
Wiki にもいろいろ情報があります。
ReVIEWのEmacsのメジャーモードもあるみたいです。
折角なので、el-get の レシピ を適当に書いてみました。
el-get-recipe-path にディレクトリを追加して reiview-mode.rcp
とい名前で保存して、(el-get 'sync 'review-mode)
を評価すれば設定できます。デフォルトのカラー設定が背景が暗い場合つらいので、 face を変更しないと使いづらそうでした。
せっかく設定したのでなにか電子書籍を書いてみたいですね。何かないかなー。