本記事のタイトルは尊敬できる人生の先輩のブログ名からインスパイアされました。
どうしてこういうタイトルの記事を書こうかと思ったかというと、 オープンセミナー終わったし、「次の目標は?」とか「次のステップは?」と、問われた時に出た答えが
「いままでやってきたことをいままでどおりやりつつも、少しだけ特殊な状況下にある自分を生かせることをしていきたいなぁ」
だっただけです。
このタイトルを見て、「だから、どうした」という感想を抱くのが普通であって欲しくて、 もし「裏切られた」という気分になった方がいたら、本当にごめんなさい。いないとは思っている。 これからはそういう風に扱えという話でもない。
仕切り直します。
「ブログ書くまでが勉強会らしい」ので、私自身のオープンセミナー2014@広島に対する振り返り記事です。
- 懇親会でLTしました
- オープンセミナー2014@広島の目標と達成具合
- これからの目標とかまとめとか
という構成です。
懇親会でLTしました
「オープンセミナー2014@広島の実行委員長になったので…完全版」というタイトルでLTしました。
基本的には忘年会議2013の際につかったスライドを修正しているだけです。
変更点は
- 前半の告知を削除して、オープンセミナーをやる上でやりたかったことを追加
- ブログなどのPV情報を 2013年1月1日 から 2013年12月31日 までのデータへ修正
- 事前アンケートに差し込んだネタについての話を加筆
です。
何をやるにもマネタイズを考えないと続かないという人もいらっしゃいますが、お客さんがいないと、どうしようもありません。 「広島でセミナーをやることが有用である」というのを示す必要があると思います。 実際に、「広島では人が集まらないから」という理由でいろんなイベントが広島を素通りされているという話を何度か耳にしています。 そういう意味では無料のセミナーを盛り上げるで、「広島は素通りできない」という状態に戻せるはずです。わからんけど。
そういったことを考えながら普段はイベントをしているのですが、 それに加えてオープンセミナーをやる上で、運営のボランティアスタッフにメリットが出るようになったり、実行委員長をやることにメリットがあったり、企業とコミュニティの繋りがより良いものになったりするには、どういったことができればいいのかと考えて、その中で自分でできることをやってみました。
あと、人を集めるには告知をしないといけないのだけど、現状ではもともと届いていた範囲にしか声が届かないのは他のイベントを手伝う上で感じていました。 だから、今まで自分が行かなかったところに顔を出したり、情報発信する際に意識するようにした2013年でした。 あと、オープンセミナーが終わったからといってやめるつもりはなく、同じようにやっていけたら良いと思っています。
あとは完全版にするためにネタを削ってしまったので、事前アンケートは完全に趣味で作った質問があって、そこの紹介もしました。
Emacsは環境だと認識されていて、Vimはエディタだと認識されてる傾向があることがわかったことが成果です。(根拠不充分)
オープンセミナー2014@広島の目標と達成具合
オープンセミナーをやる上で立てた目標は表向きには、「参加者90名」です。
事前参加希望者100名、参加者93名という結果になり、目標達成できました。 「本当に達成できるとは思わなかった」という声もあったり、スタッフや講師の協力のおかげであることは言うまでもないです。 ありがとうございます。
話が逸れますが、こんなにたくさん「ありがとうございます」って言った日は他にないんじゃないかな、と思います。 「結婚式をした人もそんな感じなんだろうか?」とぼんやり思いました。
話を戻します。
スタッフ内で共有してた目標としては
- 懇親会は面白いLTするところ、という空気を作る
- 企業に協賛をお願いする
のふたつがありました。
懇親会は期待以上に盛り上がったと思います。 ドリンクの注文や配るのをみんなに手伝ってもらったり、ちょっと狭かったり、私がドリンクをこぼしたり(ごめんなさい、ごめんなさい)がありましたが、来年もこんな感じになればいいと思います。 LTもみんなにしてもらえるかどうかわからなかったので、私も立候補していましたが、しなくてよかった気がしますね。(逃げたいだけ)
協賛に関しては、できているように見えますが、本当はスタッフとなんの関係もないところから協賛をひとつでも取りたかったです。ちょっとだけ達成できませんでした。 個人協賛枠も用意していましたが、最低限の赤字は防げることがわかったので、お断りしました。
「エンジニアにメリットがあるイベントだからエンジニアが協賛をする」だと、限界があるような気がしていて、輪の外に見えている人たちに協賛してもらって、輪の外にいる人にお返しをする意識を持ちたかったのです。 参加できないから個人協賛したいとかであれば、今思えばありだったかと思います。 今は時間に余裕があったりして、コミュニティに参加して、盛り上げたりできている人もいますが、そうでなくなる人も必ず出てきます。 そのためにも、参加しなくてもできるコミュニティへの貢献方法も探していきたいですね。 自分がそうできるようにしておくためにも、探しておきたい。
でも、協賛の最終形は地元企業からの協賛だと思っていて、コミュニティに協賛することへのメリットをそれぞれが見つけて欲しい、とも考えています。 「人事の点でメリットがある」とか、「情報拡散に効果がある」とか。 その程度しか思いつかないけど、それってこっちから提案するのはちょっと変な気がしていて、アイディアだしするのはできますが、企業側に受け身になられるのは少し嫌だなぁ。
話は変わり、セミナーの内容ですが、全体の統制は全然調整できていなかったのですが、講師のみなさんがその場で臨機応変に対応していただいたみたいで、思ってた以上に綺麗にまとまってしまってビビってしまったのは秘密です。 みなさんすごい。
あとかなりわがままいって司会業をしつつ受付サポートもしてました。 前日に「受付したい」っていったら。
@Toro_kun 司会メインで受け付けサポで。
— えいる (@eielh) 2014, 1月 31
だって、参加者の名前と顔を一致させたいじゃん。個々に挨拶したいじゃん。というか、司会はやりたくない。(結局してたけど)
そんなわけでトータルでみて、だいたい目標が達成できてよかったです。
参加してくれたみんな、拡散してくれたみんな、講師のみなさん、スタッフのみなさん、ありがとうございます。
やったぜ!
これからの目標とかまとめとか
「ブログを書くまでが勉強会」ってのはどうなん?という話を Facebook でしたことがあったので、これを避けて「学んだことを何かに役立てるまでが勉強会」と言ってみたのだけど全然流行ってない。
クロージング「何かに役立てるまでが勉強会」 #osh2014
— にしもつ (@24motz) 2014, 2月 1
冒頭から話が逸れた。
これからも自分にできそうなこととか、思いついたことはどんどんやっていきたいと思います。
まずは、3月からは第1土曜日は広島Ruby勉強会でやっていた「最近勉強したことを5分から20分ぐらいにまとめて発表する勉強会」をRubyというテーマを無くしてやってみたいと思います。 すでにRubyに関係ないことを喋っている人がいますが、(主に私)タイトルにRubyがついているが故に「Rubyやってないから」という意見がちらほらあるからそうすることにしました。 名前が決まらなくて募集ページがまだできてません。 しばしお待ちください。
そんなわけで Hiroshima.rb として活動がなくなってしまうので、Hiroshima.rbの活動は第3木曜日に引っ越しをして、 Okayama.rb とか Fukuoka.rb にひっそり絡んでいこうという戦略になったそうです。 第一木曜日もやろうか悩んでるらしいです。 この辺は参加者次第だと思います。
蛇足
多くは本記事で語るつもりはないのでさらっと。
2009年の7月に心臓の病気が健康診断で見つかって、それから身体障害者手帳を所持しています。等級は3級です。 ざっくり言いかえると、普通の人より体力がちょっと少ないだけです。
「ちょっと」ってどれくらいやねん。
だから、働く時間を少なくしつつも他の人と同じくらいの収入を得るにはどうしたら良いか模索しています。 収入というのは「自分の行動によって動かせる人の数と相関がある」という話をどこかでみたことがあります。 そこで考えているのは、自分にとってのチームをなるべく広く考えて、チーム全体の生産性を上げることを考えることで、生活ができるようになるのではないかと考えてみたりしています。
一日4時間働いて自立した生活できるだけの収入を得つつ、いろんなことができるのが理想的です。 一日8時間働いていたら、たぶんそれだけで、いっぱいいっぱいになってしまう。 いまの状態でやってみないと、わからんけど。
現在はフリーランスのような無職ですが、それなりに仕事がある状態なので、この仕事が片づいたら週40時間働くサラリーマンももう一度試してみたかったりもします。(アンド ひとりぐらし)
それとは別に、せっかく他の人にはあまりない難病持ちという特殊な状況下なので、このあたりを生かした活動したりや考え方を発信できたららいいなぁ。という決意表明を込めて、こんなタイトルの記事にしてみました。 公言することで、どうしてこのように考えるか説明しやすくなるのも目的のひとつではあります。
難病と書いたけど、障害者手帳が交付されない難病の人たちもたくさんいるし、難病でも普通に企業で働いてる人もたくさんいます。(それ以前に30年ぐらい生きてたら誰でも持病のひとつやふたつ、みんなもってるのもわかってるつもりだし、それと比べると程度はどうなんだ。たいしたことじゃないんじゃないか?とも思っている)
状況は人それぞれでどうなのかわかりませんが、コンピュータを使う方法を考えるという仕事は、何千人、何万人の仕事を楽にする可能性を秘めています。 体力のない人が仕事をするというのは短期的な生産性を見ると他の人より体力がない分落ちると言えますが、全体の生産性を考えると些細な問題ですね。 普通の人でもデスマ案件に投入されてありえない低賃金で働いていることがあります。 こういうのは根本的なところで何かを間違えているのではないかと思ったりするのですが、その中に体力がない人が紛れても不公平のないような職場環境を考える人が増えると、普通の人もありえない就業時間から開放されて「デスマも減るのかなぁ」となんとなくどこかで雑談をしたことを思い出しました。
そんな感じで「これからは世の中を良くなっていく黄金の回転を回す活動を考えながら活動できたら良いなぁ」と思います。
あと悪循環を堰き止めて、良い循環に変えれるように仕事したいなぁ。
Be Agile.